あなたは「無料プログラミングスクールが本当に安全なのか?」と悩んだことはありませんか?実際、無料のプログラミングスクールには注意が必要です。
この記事では、プログラミングスクールからエンジニア転職に成功した筆者の経験をもとに、無料プログラミングスクールをやめとけと言われる5つの理由を紹介します。
- 無料の罠
- 就職・転職に不向き
- 時間を無駄にする可能性
- 質の低い講師やカリキュラム
- 長期的なキャリア形成に不利
この記事を読むことで、自分に最適な学習方法を見つけ、エンジニアとしてのキャリアアップに成功するための具体的な行動を取れるようになります。興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事を書いた人(クリックで開く)
Webエンジニア
コロナウイルスの影響で新卒で入社した会社を退社。
将来に不安を感じ、独学でプログラミング学習を開始。
独学に限界を感じ、3か月間プログラミングスクールにてJavaScriptやPHPを中心に学習。
その後、未経験からエンジニアとして転職。転職後はWeb制作や大手スーパーの決済モバイルアプリの保守・運用に従事。
無料プログラミングスクールをやめとけと言われる理由
無料の罠
無料で学べるプログラミングスクールは一見魅力的です。しかし、卒業後に特定の企業で一定期間働く契約が含まれている場合があります。
卒業後に働きたい企業やフリーランスを目指している人は、紹介された企業に就職しなければ契約違反になる恐れがあります。
この契約は厳しい条件を伴い、結果的に学生を「カモ」にしてしまうリスクがあると念頭に置きましょう。
就職・転職には不向き:卒業後の厳しい現実
多くの無料プログラミングスクールはカリキュラムが浅く、実際の職場で必要なスキルを十分に身につけることができません。
エンジニアに求められるスキルは常に変化しています。
卒業後に就職や転職に苦戦する人は、スクールで習得したスキルが開発現場で求められるレベルに達していないことが多いようです。
その結果、卒業後の就職や転職活動において競争力が低く、望むような企業で働くことが難しくなります。
時間を無駄にして後悔する可能性
無料プログラミングスクールは、質の低いカリキュラムや講師によって、時間を無駄にすると言われています。
多くの無料プログラミングスクールでは、現場で求められるスキルや知識を十分に学習できず、結果として時間が無駄になります。
また、無料プログラミングスクールは有料のものと比べ、サポート体制が不十分です。
質問への回答が遅かったり、具体的なアドバイスを得ることが難しいため、独学と同じように学習の進行が遅れることがあります。
無料プログラミングスクールに参加する前に、カリキュラムと講師の質をしっかりと見極めることが重要です。
質の低い講師やカリキュラムの問題
無料プログラミングスクールでは、学びたいスキルを十分に習得できないリスクがあります。
特に質の低い講師やカリキュラムの充実度が不足していることが大きな要因です。
講師の経験不足が原因で、教えてもらった内容が現場では全く役立たなかったという声をよく耳にします。
せっかくの貴重な学習時間を無駄にしたくありませんよね。
有料スクールの場合は、採用条件を厳しく定めている企業が多く、経験豊富なエンジニアに教えてもらえる可能性が高いようです。
スクール卒業後のキャリアを考え、無料であることだけに惑わされず、質の高い学習環境を見つけることが大切です。
長期的なキャリア形成に不利
無料プログラミングスクールで学ぶことは、長期的なキャリア形成において不利になるケースがあります。
なぜなら、高いスキルセットを持つエンジニアと比較してキャリアアップが難しい場合があるからです。
無料プログラミングスクールでは、短期的にスキルを習得できます。
しかし、現場で求められている最新の技術を学ぶことが難しく、結果として市場価値が下がってしまいます。
たとえば、無料のスクールではReactやVue.jsなどのモダンなフロントエンド技術の学習ができません。
需要の高い技術を身につけることで、就職や転職活動にも成功しやすくなり、将来的に収入も上がりやすくなります。
学習後の長期的なキャリア形成を考え、プログラミングスクールを選択するようにしましょう。
無料プログラミングスクールのメリット
費用負担ゼロで始められる
無料プログラミングスクールの最大の利点は、学習コストを心配せずにプログラミングを学び始められることです。特に経済的に余裕がない方にとっては大きな魅力です。
多くの無料プログラミングスクールでは、初心者向けのカリキュラムが用意されています。
独学では理解が難しい部分も、専門の講師がサポートしてくれるため、挫折せずに学習を継続することが可能です。
さらに、無料でありながら質の高いカリキュラムが提供されていることも多く、基礎的なスキルを身につけられます。
しかし、すべての無料スクールが優秀なわけではなく、中にはサポートが不十分な場合もあると覚えておきましょう。
初心者でも安心のカリキュラム
多くの無料プログラミングスクールは、プログラミング初心者向けに設計されたカリキュラムを提供しています。
独学では理解が難しい部分も、専門の講師がサポートしてくれるため、効率的に学習を進められます。
プログラミング未経験者の場合、まず何から学習するべきかがわからないケースが多いようです。スクールでは学習の方向性が定まっているため、独学よりも遠回りせずに知識の習得が見込めます。
無料プログラミングスクールは、独学に限界を感じている方にとって非常に有益な選択肢と言えるでしょう。
口コミと評判から見る無料プログラミングスクールの実態
受講生の声:成功例と失敗例
無料プログラミングスクールは、キャリアチェンジやスキルアップを考える多くの人々にとって魅力的な選択肢です。しかし、その実態はどうなのでしょうか?
実際に受講した生徒の成功例と失敗例を詳しく見ていきましょう。
成功例
成功例として、Aさんは「プログラマカレッジ」に通い、正社員のプログラマーに転職成功。
スクールでは、ECサイト開発などのカリキュラムをおこない、1か月ほどですべてが終了しました。
カリキュラム終了後は、キャリアアドバイザーのサポートをへて転職活動に臨んだそうです。
Aさんは「応募者の発想ややりたいことを汲み取って、一緒にキャリアプランを考えてくださる企業が多い」と語っています。
失敗例
一方、失敗例としてBさんは、ECサイトの開発研修を受けたにもかかわらず、紹介されたのはサーバーとかインフラの保守管理の仕事ばかりだったと回答しています。
スクールで学習した内容を活かせる仕事の選択肢がなかったことが、マイナスの評価につながっています。
無料スクールの選び方と注意点
無料スクールのレビューや運営企業の評判は要チェック
無料スクールを選ぶ際には、レビューサイトや運営企業の評判を必ずチェックしましょう。
多くのスクールはレビューサイトやSNSで口コミや評判を調べられます。
企業の実績がしっかりしている場合、信頼度が高まり、学び始めてからの不安を軽減できます。
たとえば、SNSでは現在スクールを受講している生徒のリアルタイムの情報を得やすいという特徴があります。SNSや口コミにマイナスな投稿が多い場合、そのスクールは避けるべきでしょう。
結論として、無料プログラミングスクールを選ぶ際は、レビューや運営企業の評判をしっかり確認することがリスク回避に繋がります。
契約内容のチェックポイント
無料プログラミングスクールに参加する前に、契約内容をしっかりと確認することが大切です。
特に就業義務や違約金に関する条項を確認するようにしましょう。
具体的には、受講期間やサポート内容、そして条件を満たさなかった場合のペナルティなどを確認することが重要。
スクールでは返金を受けるための条件が非常に厳しく、実際に返金保証の対象となる人はほとんどいないことがあります。
無料プログラミングスクールを選ぶ際は、契約内容を細かくチェックし、自分に合った条件かどうかを見極めましょう。
無料の条件や違約金についての注意点を解説
無料プログラミングスクールに参加する際、必ず無料で学べる条件を詳しく確認しましょう。
多くのスクールでは、特定の条件を満たすことが無料で受講するために求められます。
たとえば、無料プログラミングスクールの中には、受講生が紹介先の企業で働くことを無料の条件にしているケースもあります。
また、違約金についても注意が必要です。途中で辞めた場合や特定の条件を満たさなかった場合に違約金が発生することがあります。
契約書に記載された条項を事前に確認し、不明点があればスクールに問い合わせるようにしましょう。
無料プログラミングスクールを選ぶ際には、無料の条件や違約金について詳細に確認し、リスクを最小限に抑えることが重要です。
おすすめの無料プログラミングスクール3選
無料プログラミングスクールの中でも、サポートが手厚く、実績が豊富のスクールを紹介します。
ProgrammerCollege(プログラマカレッジ)
- 受講料は一切かからず、企業からの協賛金で運営
- 就職率は98.3%で、多くの受講生がエンジニアとして就職
- 最短60日間でプログラミングスキルを習得し、就職を目指せる
- 元エンジニアの講師やキャリアアドバイザーが学習と就職をサポート
- 各種IT資格の取得もサポートし、学習に集中できる環境を提供
プログラマカレッジは、完全無料でITエンジニアへの就職をサポートするプログラミングスクールです。
未経験者を対象に、最短60日間でITエンジニアとしての就職を目指します。
受講料は無料で、企業からの協賛金や採用紹介料で運営されており、就職率は98.3%です。
受講生にはノートパソコンが提供され、元エンジニアの講師やキャリアアドバイザーがサポートします。
資格取得支援もあり、プログラミング学習に集中できる環境を提供します。
ネットビジョンアカデミー
- 受講料は一切かからず、転職先の企業からの支援金で運営
- CISCO認定資格(CCNA)の合格率は99%で、1ヶ月で取得可能
- 自宅での学習も可能で、働きながら学べる
- 地方在住者には最大2ヶ月間無料でシェアハウスを提供
- 転職活動から企業入社までの全面的なサポートを提供
ネットビジョンアカデミーは、完全無料でネットワークエンジニアとしての就職をサポートするプログラムを提供しています。
未経験者でも1ヶ月で資格を取得でき、転職まで徹底的にサポートされます。
オンライン学習も可能で、地方からの参加者にはシェアハウスのサポートもあります。
合格率99%のCCNA資格取得が可能で、受講料や初期費用は一切かかりません。
資格取得後の転職活動も充実したサポートが受けられます。
0円スクール(ゼロスク)
- 現役エンジニアの課題をカリキュラムに取り入れた実践的なプログラムを無料で提供
- 卒業生の多くが企業から内定を獲得
- 現場での実践力を重視し、即戦力となるスキルを習得可能
- 短期間で集中的にプログラミングスキルを学ぶ環境
- 学習から就職までトータルでサポート
0円スクールは、無料でプログラミングスキルを学べる実践的なプログラミングスクールです。
カリキュラムは現役エンジニアが実際の現場での課題を基にしており、実践力を身につけることができます。
IT業界の技術者不足を背景に、卒業生の多くが企業から内定を得ています。
受講生にはノートパソコンが提供され、短期間での集中学習が可能です。
また、和気あいあいとした学習環境で学びやすいことも特徴です。
有料プログラミングスクールとの比較
無料スクール | 有料スクール | |
---|---|---|
値段 | 0円 | 13,934円〜 |
カリキュラム | 基礎のみ | 基礎から実践まで |
就職率 | 低い | 高い |
転職サポート体制 | 限定的 | 充実 |
信頼性 | 低い | 高い |
授業料とカリキュラムの違い
無料プログラミングスクールは授業料がかからないため、経済的な負担が少ない点が魅力です。
しかし、無料であるがゆえに、カリキュラムの内容やサポート体制には限りがあります。
無料スクールでは基礎的なプログラミング言語は学べますが、最新技術の学習や実践的な開発経験を積むのは難しいと言えます。
有料プログラミングスクールの場合は、授業料が高額であるものの、充実したカリキュラムがメリットです。たとえば、最新技術の学習やオリジナルのポートフォリオを作成できるケースが多いようです。
有料スクールでは、1からアプリやWebサイトを作る工程やより実践的なスキルを身につけることが可能。
さらに、GitHubのようなITツールも学習カリキュラムに組み込んでいるスクールが多く、エンジニアとして必須な技術を幅広く学べます。
結論として、無料プログラミングスクールは経済的な負担が少ない反面、学習内容に制約があることが多いと言えます。一方、有料スクールは費用がかかりますが、より実践的な内容の学習が可能です。
自分の目標や予算に合わせて、最適なスクールを選ぶことが大切です。
就職率とサポート体制の比較
無料プログラミングスクールは、サポート体制が限られていることが多く、就職サポートや実績の面で不安が残ることがあります。
有料プログラミングスクールは、授業料が高額であるものの、就職率が高く、サポート体制も充実しています。
たとえば、多くの有料スクールは卒業生の就職率が90%以上を誇り、キャリアカウンセリングや面接対策、企業とのマッチングサポートが手厚いです。
結論として、有料スクールは費用がかかりますが、高い就職率と充実した学習・キャリアサポートの体制が整っています。自分のキャリア目標に合わせて、最適なスクールを選ぶことが大切です。
スクール名 | 就職率 |
---|---|
TECH CAMP | 98% |
DMM WEBCAMP | 98% |
テックアカデミー(TechAcademy) | 91% |
実績と信頼性で選ぶポイント
無料プログラミングスクールは経済的な負担が少ないため、多くの人にとって魅力的です。しかし、就職や転職活動の時は、実績や信頼性の面で不安が残ります。
有料プログラミングスクールでは、業界のトップ企業と提携している場合もあり、卒業生が有名企業に就職するケースも多いようです。
たとえば、有料スクールのSAMURAI ENGINEERの場合、Yahoo! JAPANやteamLab Inc.などの企業とエンジニア転職の取引をしている実績があります。
有料スクールは費用がかかりますが、卒業生の就職成功例や企業からの高評価があり、確かな実績と信頼を誇ります。自分の目標や予算に合わせて、最適なスクールを選ぶことが大切です。
プログラミングスクールの選び方
現役エンジニアが教える、プログラミングスクール選びのコツ
現役エンジニアの視点から、以下のポイントを満たしているプログラミングスクールを選びましょう。
- 最新の技術を学習できる
- 講師の質が高い
- いつでも質問できる環境が整っている
- 就職・転職のサポートがある
最新の技術を学習できるかという点は非常に重要です。
企業が求めている人材は、プログラミング言語のトレンドに伴い変化します。
需要の高い技術を身につけることで、就職や転職の際に市場価値が上がり、他の学習者と差別化ができます。
講師の質やいつでも質問できる環境も、学習効率を高めるために大切です。
プログラミング初学者にとって、エラーでつまずくのは当たり前のことです。徹底して学習をサポートしてくれる環境があることで、挫折せずにプログラミング学習を継続できます。
また、就職・転職を考えている方は、サポート体制が整っているスクールを選ぶと良いでしょう。
未経験からエンジニアとして働くことは簡単ではありません。スクールによっては、企業の紹介や面接対策をサポートしてくれます。
プログラミングスクールでの学習を検討している方は、ぜひ今回紹介したポイントを押さえてスクールを選んでみてください。
口コミや評判の重要性
プログラミングスクールを選ぶ際には、口コミや評判を確認することが重要です。
実際に受講した人の意見は、スクールの質やカリキュラムの有効性を知るうえで非常に参考になります。
多くの口コミサイトやSNSで、各スクールのリアルな評価や受講生の意見をチェックできます。
ただし、口コミには個人の感想が反映されるため、偏った情報も含まれていることを念頭に置きましょう。
費用面で選ぶ
プログラミングスクールを選ぶ際、費用は最も肝心な要素です。
無料のスクールは費用がかからないため、金銭的な負担がありません。しかし、カリキュラムの質やサポート体制が十分ではないでしょう。
有料のスクールでは、充実したカリキュラムやサポートが期待でき、確実にスキルを習得できる可能性が高まります。
ただし、スクールの費用が高いからと言って、必ず転職できたり、現場レベルのスキルが身に付く保証はありません。
そのため、自分の予算に合ったスクールを選ぶことが大切です。
ライフステージに適した環境
キャリアアップや転職を目指すために、プログラミングを学ぶことは非常に有益です。
プログラミングスクールで挫折せずに学習を続けるためには、自分のライフステージに適した学習環境を選ぶことが大切。
たとえば、オンライン学習や個別指導などの学習スタイルを採用しているスクールもあります。
オンラインであれば、仕事と学習の両立がしやすく、途中で挫折するリスクも低減できますよね。
プログラミングスクールが提供している学習環境には以下のようなものがあります。
- オンラインコース
- 対面授業
- マンツーマンレッスン
- グループ学習
- ハイブリット形式(オンライント対面の組み合わせ)
- プロジェクトベース学習
- 自己学習サポート
自分に合った環境を選ぶことで、効果的にスキルを習得し、キャリアアップへの道を切り開けるでしょう。
費用や学習環境を考慮して、自分に合うプログラミングスクールを探してみてください。
無料体験やカウンセリングの利用法
プログラミングスキルの習得は、キャリアアップや転職の際に大きな武器になります。
しかし、質の低いスクールを選んでしまうと、時間と費用が無駄になってしまいます。受講する前には、必ず無料体験やカウンセリングを活用しましょう。
無料体験を受けることは、自分に合うスクールかどうかの判断材料になります。
またカウンセリングでは、専門のアドバイザーが、自分の目標やライフスタイルに合った学習プランやコースなどのアドバイスをしてくれます。
無料体験やカウンセリングを通して、スクールの質を見極めることが可能です。
スクールを選ぶ際は、妥協せずしっかりと調査し実際に体験してみることが大切です。
まとめ
本記事では、現役エンジニアである筆者が無料プログラミングスクールについて詳しく解説しました。
プログラミングスクールを選ぶ際は、以下の4つのポイントを満たしているスクールを選ぶようにしましょう。
- 最新の技術を学習できる
- 講師の質が高い
- いつでも質問できる環境が整っている
- 就職・転職のサポートがある
エンジニアの需要は年々高まり、IT人材が不足していると言われています。
未経験からエンジニアとして働くことは簡単ではありませんが、スクールを上手く活用することでキャリアアップを目指すことが可能です。
経済状況や将来のキャリアなどを考慮して、無料と有料のプログラミングスクールを選択しましょう。ぜひ本記事を参考にして、自分に合ったプログラミングスクールを探してみてください。